渡辺倫果 “地元”青森に花添える2位「久しぶりにスカっとした演技」大技3A成功
「国体冬季大会・フィギュアスケート」(31日、フラット八戸)
成年女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)8位の渡辺倫果(青森、TOKIOインカラミ・法大)がフリー148・49点、合計208・63点で2位まで巻き返した。
冒頭の大技トリプルアクセル(3回転半)を成功すると、波に乗った。出身は千葉だが、青森山田中、同高を卒業。愛着のある“地元”で、ドラマ「JIN」の世界観を表現し、観衆を魅了した。
「久しぶりにスカっとした、滑っていて気持ちいい演技だった」と充実の表情。「地元開催で、だからこそのプレッシャーもあるけど、いいプレッシャーの中でできた。貢献したい気持ちが大きかったので、地元開催で国体ができて、フリーはノーミスで自己ベストが出せたことはうれしく思う」と振り返った。