小平奈緒さん「私がそうだったので」 岡田阪神の“アレ”に共鳴する理由とは
デイリースポーツ制定「2022年度ホワイトベア・スポーツ賞」の表彰式が31日、東京・内幸町の日本プレスセンタービルで行われた。2018年平昌五輪で日本女子スピードスケート史上初の金メダルを獲得し、昨年10月に引退した小平奈緒さん(36)と、男子ゴルフツアー史上初めてアマチュア2勝した蟬川泰果(22)=東北福祉大=の2人が受賞。表彰式で小平さんは、阪神・岡田彰布監督(65)の“アレ”発言に共鳴した。
あえて優勝とは言わず“アレ”と言っていることに対し「やっぱりその先を突き抜けていきたいからじゃないですかね。勝つことの先に球団の結束力とか、勝った後の価値に目が向いているから、そこをゴールにしたくないっていうことなのかなって私は感じます。私がそうだったので」とうなずいた。
「私はとら年で勝手にデイリースポーツ様とご縁を感じております」と笑顔でスピーチしたように、1986年生まれでタテジマに縁もある。始球式の意欲を問われると、18年のソフトバンク-オリックス(ヤフオクドーム)の開幕戦で務めた経験を引き合いに出し「暴投した経験があるので自信がないです。もしオファーが来たら周囲と相談して」と笑った。