柔道・大野将平「トップアスリートとしては終わり」 全柔連がJOCに進退伝える

 日本オリンピック委員会(JOC)は3日、柔道男子73キロ級で五輪2連覇の大野将平(31)=旭化成=の進退に関し、全日本柔道連盟(全柔連)から「トップアスリートとしては終わりにする。(今後)五輪、世界選手権には出場しない」と伝えられたことを明らかにした。

 第一線を退く意向を固めていた大野は全柔連の強化指定を外れているが、選手登録を残したまま指導者としての道を歩み始める。

 JOCは3日に都内で選手強化事業専門部会を開き、2023年度のスポーツ指導者海外研修事業で大野の申請を承認。渡航先は英国で出発時期は未定だが、2年間の長期研修を計画しているという。

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