世界に贈る羽生結弦さんのGIFT 2・26東京D公演を香港、台湾、韓国の映画館で生中継
フィギュアスケート男子の2014年ソチ、18年平昌両五輪金メダリストで、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さん(28)が、2月26日に東京ドームで開催するアイスショー「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023“GIFT” at Tokyo Dome supported by 雪肌精」が、香港、台湾、韓国の複数の映画館でライブ・ビューイングされることが3日、同イベントの公式サイトで発表された。1月23日には日本全国の映画館でのライブ・ビューイングが発表されており、世界の映画館でも見届けられる。
スケーターとしては史上初となる、羽生結弦。羽生さんの新たな挑戦が、香港、台湾で5会場ずつ、韓国でも2会場と、世界の映画館でもリアルタイムで堪能できることが決まった。
1月23日には、日本国内83の映画館でライブ・ビューイングを実施すると発表していたものの、世界中のファンが待ち望んでいた同時放映。ライブ・ビューイングの公式サイトでは、日本語のほか、英語、中国語でも案内がされており、10日からチケットの販売が予定されているという。さらにこの日、ディズニープラスで独占配信されることも発表された。
演技の構成などを含む制作の総指揮を羽生さん自らが手がけており、演出は女性3人組音楽ユニット・Perfumeなどのライブ演出で知られるMIKIKO氏が担当。大人気映画「SLAM DUNK」の劇中音楽も担う武部聡志氏が、音楽監督を担当することも決定している。
羽生さんの半生と、これからを氷上で表現する物語。「絵本のような、物語を鑑賞しに来ているような感覚で見ていただけるスケートになっている」とも話していた。「贈り物」を意味する「GIFT」と名付けた大切なショー。日本中、世界中で待っている一人でも多くのファンへ、プレゼントとなる演技を届ける。