SC軽井沢クが2連覇!史上最多10度目V 山口「熱い戦いができた」4月の世界切符獲得

 笑顔で抱き合うSC軽井沢ク(C)JCA IDE
 決勝でプレーする(左から)山口剛史、柳沢李空(C)JCA IDE
 決勝でショットを投げる柳沢李空(C)JCA IDE
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 「カーリング・日本選手権」(5日、アドヴィックス常呂カーリングホール)

 男子決勝が行われ、SC軽井沢クが北見協会を6-2で下して、2年連続10度目の優勝を果たし、4月の世界選手権(カナダ)の出場権を獲得した。チームが持っていた史上最多の優勝回数を10に更新した。

 第1エンドは互いに点が入らないブランクエンド。第2エンドでSC軽井沢クが1点、第3エンドで北見協会が1点を入れて1-1となった。第4エンドは、有利な後攻のSC軽井沢が、スキップ・柳沢李空(りく、21)が難しいドローショットを決めて2点を獲得。第5エンド、第6エンドはブランクエンドとなった。

 第7エンドは先攻のSC軽井沢が、柳沢のラストショットで相手の石を2つ同時に出すダブルテイクアウトを決めて、北見協会に1点を取らせた。第8エンドはSC軽井沢クが1点を獲得し、4-2と差を広げた。第9エンドは難しい最終投を投げさせて2点をスチールした。

 SC軽井沢クと北見協会は今大会3度目の対戦。1次リーグでは北見協会が勝利し、プレーオフではSC軽井沢クが勝利していた。

 サードの山口剛史(38)は「お互い魂と魂がぶつかりあうような熱い戦いができた。つらかったですけど、本当に楽しかった。うれしいです。ファイヤー!」と、決めぜりふとともに喜んだ。柳沢も「うまく言葉がでないですけど。ぼくたちがファイヤーしたかなと。精度で上回れたのがうれしいです」と笑顔。世界選手権へは、「昨年世界との差はすごく感じた。メダルをとれるようなポテンシャルはあると思っている。やってきたことを信じたい」と意気込んだ。

 SC軽井沢クは女子も決勝に進出。5日15時からロコ・ソラーレと対戦し、ダブル優勝を狙う。

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