「カーリング・日本選手権」（５日、アドヴィックス常呂カーリングホール）

　女子決勝が行われ、２２年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレがＳＣ軽井沢クを７－５で下し、２年連続４度目の優勝を果たした。日本選手権連覇はチーム初。３月の世界選手権（スウェーデン）の出場権を獲得した。

　大会を終え、スキップの藤沢五月（３１）は、大会前の記者会見で「ここでは秘密にしときます」と話した、今大会のテーマを「グッドムード」、「グッドテンション」だったと明かした。

　大会直前にワールドツアー最高峰のグランドスラムを日本勢で初めて制した際、ジェームス・ダグラス・リンドコーチから「決勝のときはチーム全員が良い雰囲気、良い緊張感で、バランスがすごくよく試合前からできていた。そういう雰囲気で日本選手権も臨んでほしい」と声をかけられたことが由来。チームは元気いっぱいにプレーし、２連覇をつかみとった。藤沢は「結果的にすごく良かった」とうなずいた。