スポクラ・関川愛音が3位「すごいびっくり」名前はピアノ好きの母が命名
「スポーツクライミング・ボルダリング・ジャパンカップ」(5日、駒沢屋内球技場)
女子決勝が行われ、関川愛音(めろでぃ、15)=青森・湊中=が3位で初の表彰台に立った。1位は伊藤ふたば(フリー)、2位には21年東京五輪複合銀メダルの野中生萌(フリー)が入った。
15歳が堂々と戦い抜いた。決勝6選手の中のトップバッターで登場。第1課題を9度目の挑戦で完登すると、第2課題は終了のベルと同時に頂点のホールド(壁に設置された突起物)をつかむ“ブザービート”で会場を沸かせた。
準決勝はぎりぎり6位の通過だっただけに「決勝に行くのもぎりぎりだったから、すごいびっくりしています。1年間この大会のためにトレーニングしてきたので決勝に残れたのもすごいうれしい」と笑顔を見せた
名前の愛音(めろでぃ)はピアノ好きの母が命名。小学2年生から本格的に大会に出場を始め、頭角を現した。今大会の結果で23年度の日本代表選手に選ばれることが濃厚。「今回の結果はたまたまだと思うので、もっとたくさんトレーニングして強くなりたい。ワールドカップには出られるので1戦でも決勝に残りたい」と力を込めた。