美誠うれし泣き 早田ひなLINEに感謝 悔し涙の雪辱「勝って涙したの久しぶり」
「卓球・Tリーグ、日本生命3-1日本ペイント」(5日、貝塚市コスモスシアター)
女子で4位の日本生命は、2位の日本ペイントに3-1で勝利し、プレーオフ進出圏内の3位に勝ち点1差に迫った。第1試合のダブルスで先勝すると、第2試合は全日本選手権3冠の早田ひなが勝利。2-1で迎えた第4試合では、伊藤美誠(スターツ)が相手エースの芝田沙季に3-0でストレート勝ちし勝負を決めた。
伊藤が今度はうれし泣きした。前日は1ゲーム先取の延長戦で敗れて悔し涙を浮かべたが、この日は雪辱の決勝星を挙げ歓喜。「勝って涙したのは久しぶり。昨日の負けが本当に悔しかった」と振り返り、「早田選手からLINEで『自分らしくやり尽くせば大丈夫』と言ってもらい、肩の荷が下りた。楽しめばチームの勝利につながると分かった。今日は自分のため、チームのために戦えて幸せだった」と感謝を込めた。