杉山愛さん 国枝慎吾さんへの国民栄誉賞授与検討に最大級賛辞「当たり前と言ったら当たり前」
元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんが6日、日本テレビ系「スッキリ」に出演。岸田文雄首相が車いすテニスのレジェンド、国枝慎吾さん(38)に国民栄誉賞を授与する考えを示したことに「当たり前といったら当たり前」と、最大級の賛辞を贈った。
番組では、岸田首相が3日に「前人未到の活躍をされ、スポーツ界に大きな功績を残された。国民栄誉賞を通じて、その業績をたたえることができれば」などと発言したことを伝えた。
1月に現役引退を発表した国枝さんは、車いすテニスの4大大会で歴代最多50回もの優勝を果たすなど車いすテニス界の第一人者として活躍。番組では、受賞が実現すれば2018年にフィギュアスケートの羽生結弦さんが受賞して以来13例目となると説明した。
杉山さんが「本当にうれしいことですし、まあ当たり前といったら当たり前のような」と話すと、MCの極楽とんぼ・加藤浩次も「そうですよね。ちょっと遅いぐらいの感じがしますよね」と同調。
杉山さんは続けて「成績だけ見たらもちろんなんですけれども、国枝さんの素晴らしいところっていうのは人に与える影響力の大きさ。本当に健常、車いすも超えてスケールの大きいテニスも見せてくれましたし、チャレンジする精神とか、そういったものをたくさんの人に勇気や元気を与えてくれたなあというふうに思います。本当に素晴らしいです」と熱を込めた。