益子直美さん主催「監督が怒ってはいけない大会」恵俊彰もネットも称賛「素晴らしい試み」「色んなスポーツに」
TBS系「ひるおび!」が6日、バレーボールの元日本代表で日本バレーボール協会理事の益子直美さん(56)が1月29日に福岡市で開催したユニークなバレーボール大会「監督が怒ってはいけない大会」を報じ、司会の恵俊彰らが「素晴らしい試み」と絶賛。ネットでも称賛のコメントが書き込まれた。
「指導者が選手を絶対に怒ってはならない」を大会ルールとして2015年に福岡県宗像市で初開催し、今回が8回目。今回は県内の小学生150人が参加した。番組では当日の様子も紹介し、実際に試合中に厳しい口調で指導する監督に益子さんが「ちょっと威圧感が大きいんでお願いします。多分私が選手でもひるんでしまうと思うんで」と、「×」が書かれたペナルティーマスクを渡して注意する場面もあった。
益子さん自身も学生時代は「怒る指導」が当たり前で、「怒られない」「ぶたれない」ことだけを考えてプレーしていたという。試合に出るのが怖くなり、ケガをしてしまおうかと考えたことすらあったという。試合当日、益子さんは「子どもたちに長くバレーボール大好き、楽しいと思ってほしくて。怒りを手放しても勝利と育成が手に入る指導方法が絶対あるはずなんで」と力説した。
スポーツ界で体罰や暴言などパワハラ指導が問題となっている中で一石を投じる大会運営に、恵は「素晴らしい試みですね」と感心。ネットでも「めちゃくちゃいいですね」「バレーだけじゃなくサッカーや野球、色んなスポーツに広まって欲しい」「ハンドボールでもやってほしい」「素晴らしい!」「もちろん怒らなきゃいけない時はあるかもしれないけど、威圧感っていうところも監督に注意してくれるのはありがたい」と絶賛するコメントが集まった。