3相撲部屋が葛飾区と協力協定締結 九重親方「本当に葛飾区の人たちは優しい」地元祭りへの参加や相撲大会など交流プランも披露

 大相撲の九重親方(元大関千代大海)と二子山親方(元大関雅山)、大島親方(元関脇旭天鵬)が7日、都内で行われた東京都葛飾区と相撲部屋との連携・協力に関する協定締結式に出席した。

 地域振興を通じた相互の発展が目的。2021年2月から区内に部屋を構える九重親方は「本当に葛飾区の人たちは優しい。部屋の周りに何でもある。本当に恵まれている」と魅力を語り、同年5月に区内に部屋を移した二子山親方も「常に力士、私らの体調を心配してくださる。情があって大好きです。(コロナ禍が落ち着いて)早く近所の方に稽古を見ていただきたい」と感謝の思いを口にした。今年10月に区内に移転予定の大島親方は「区のために何ができるのか、できることをできる範囲でやりたい」と抱負を述べた。

 九重親方は地域との交流プランも披露。「餅つきをしたり、お祭りで力士たちがちゃんこを振るまったり。500~600人分ぐらいはできるので。あとは相撲大会ですね」と列挙し「こういうイベントをやるから来てくれと言われたら、もちろん喜んで行く。こちらから提案させてもらうこともあると思う。非常に楽しみ」と意欲をにじませた。

 葛飾区の青木克徳区長は、地元行事への参加をお願いすると同時に「大関横綱を育てていただいて、さらに盛り上げていただきたい」とエール。相撲大会の開催にも「ぜひ相談しましょう」とサポートを約束した。

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