ロシア参加「得策と思えない」 チェコ首相、パリ五輪で
【ジュネーブ共同】チェコのフィアラ首相は、来年のパリ五輪でロシアとベラルーシの両国選手を参加させるのは正しくないとの考えを示した。6日、チェコ通信が報じた。同首相は侵攻を受けるウクライナでは選手を含めて罪のない人々が殺されていると指摘し「この状況下でロシア選手が出場するのは得策とは思えない」と話した。
国際オリンピック委員会(IOC)は「中立」の立場などの条件付きでロシア、ベラルーシ勢の国際大会復帰を検討している。チェコ・オリンピック委員会も両国の五輪参加を支持していないが、ボイコットは検討していないという。