NBA得点王4回ネッツのデュラント、サンズへ電撃トレード合意間近 2日前にアービング放出 米記者伝える
渡辺雄太が所属するネッツのスーパースター、ケビン・デュラントがサンズへのトレードで合意に近づいている、と8日(日本時間9日)、米スポーツ局、ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が自身のツイッターで伝えた。
MVP1回、得点王4回、19日のオールスター戦に14度目の選出が決まっているデュラントはここまで全39試合に出場し、チーム最多の1試合平均29・7得点、5・3アシスト、6・7リバウンドをマーク。同記者によると、本人がサンズへの移籍を希望。ネッツはデュラントと控えPFのTJ・ウォーレンの2選手と引き換えにサンズからチーム最多の1試合平均36・4分出場で17・2得点のSFマイカル・ブリッジス、同13・9得点のPFカム・ジョンソン、11年目のベテランFジョー・クラウダーの3選手と4つの1巡目指名権を獲得するという。
米東部時間9日午後3時(同10日午前5時)のトレード期限を前にしてネッツは6日(同7日)にエースPGのカイリー・アービングと控えPFのマーキーフ・モリスをマーベリックスへ放出。新たな司令塔としてスペンサー・ディンウィディーとドリアン・フィニースミスの主力2選手と、29年のドラフト1巡目指名権と27年と29年のドラフト2巡目指名権を手にしたばかりだった。
ネッツは32勝22敗で東カンファレンス5位のプレーオフ圏内。チーム1、2位の得点力を誇り、1試合平均50点以上をたたき出す2人を失ったことで今後の戦いぶりが注目される。サンズは30勝26敗で西カンファレンス5位につけており、こちらもプレーオフ圏内。ベテランPGのポールとブッカーにデュラントが加わり、新たなビッグスリーを形成する。