三浦佳生がSP首位発進「何とかまとめることができた」91・90点 四大陸選手権

 男子SPで演技する三浦佳生(USAトゥデー・ロイター=共同)
 男子SPで首位に立った三浦佳生
 男子SPで首位に立ち、記者会見で笑顔を見せる三浦佳生(中央)
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(9日、コロラドスプリングズ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、前回3位の三浦佳生(17)=オリエンタルバイオ・目黒日大高=は91・90点で首位発進した。

 冒頭の4回転サルコーは着氷が乱れたが、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、4回転-3回転の連続トーループは2・71点の加点がつく出来栄えで決めた。「最初の4回転が単独になった時にどうなるかと思いましたけど、何とかまとめることができたのでそこは良かった」と胸をなで下ろした。

 今大会は標高1800メートルの高地で行われている。空気も薄く、三浦も最後のジャンプを終えてから呼吸が苦しかったという。「ショートでこれっていうことは、フリーでもっときついことになる。そこが心配」と苦笑い。11日(日本時間12日)のフリーへ、「あと2日あるので、考えていけたら。みんな条件は一緒なので、その中で誰がリードするかは楽しみです」と話した。

 22年全日本選手権4位の佐藤駿(19)=明大=は80・81点で6位、同2位の島田高志郎(21)=木下グループ=は74・06点で10位だった。

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