千葉百音 初出場で3位表彰台に「夢にも思っていなかった」 憧れ選手は「羽生結弦選手は名前を挙げるべき」
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(10日、米コロラド州コロラドスプリングズ)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)7位で初出場の千葉百音(17)=東北高=がフリーで自己ベストの137・70点、合計204・98点で、日本勢トップの3位に入った。
渾身(こんしん)の演技に、両手で力強くガッツポーズをして喜んだ。千葉は今大会がシニアでは初めての主要国際大会。試合後の記者会見で「銅メダルを取れるとは夢にも思っていなかった。すごく驚きの感情とうれしい感情が同じぐらい」とはにかんだ。
憧れの選手について問われると、「女子選手も男子選手もたくさんの尊敬する選手の皆さまがいる中で、同じリンク出身の羽生結弦選手はそのうちの1人として名前を挙げるべき選手です」と話した。26年ミラノ五輪については、「年齢的にも自分の競技のピークを迎えるオリンピックと思う。そこを目指して今頑張っているところです。将来はスケーティング、スピード、ジャンプ、全てがきれている選手になるのが理想の選手像」と目を輝かせた。