志田、松山組が決勝進出に貢献「勝負の1戦だと」東京五輪代表ナガマツに勝利 バドミントン

 「バドミントン・S/Jリーグ」(11日、サイデン化学アリーナ)

 女子準決勝が行われ、ダブルスでは世界ランキング2位の志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が、21年東京五輪代表の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)を下し、決勝進出に貢献した。今大会は複2試合、単1試合の計3カードで争われるチーム別の団体戦で、2016年に日本リーグから改称。新型コロナウイルスの影響で過去2大会は中止されており、3大会ぶりに順位決定戦が行われている。

 志田、松山は第1ゲームは落としたものの、第2ゲームから逆転勝利。松山は「差し込まれて甘くなった球を打ち込まれることが多かった。そこを第2ゲームから大きく使えたのは良かった」と話し、志田も「勝負の1戦だと思っていた。自分たちのプレーを出して、チームに1勝を持ってこられたのはうれしい」と胸を張った。

 昨年は全英オープンを制し、世界ランキングは日本勢トップの2位。5月から始まる24年パリ五輪選考レースにも期待がかかる。女子ダブルスのエースとしての自覚は芽生えてはいるが、16年リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組のような自他共に認められるペアが理想像。志田は「堂々と誰にも認められたエースダブルスじゃない。やっぱり(調子の)波もあるし、まだまだ足りない部分はたくさんあると感じるので、そこをこれから2人で埋めていきたい」と強い覚悟を口にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス