高木美帆 女子500メートルで4位 調整に試行錯誤「難しさはやればやるほど感じる」
「スピードスケート・W杯第5戦」(10日、トマショフマゾウィエツキ)
開幕し、女子500メートルで北京冬季五輪銀メダルの高木美帆(日体大職)は38秒20の4位だった。山根佳子(登寿ホールディングス)が12位。男子1500メートルは山田和哉(高崎健康福祉大)が1分48秒08で6位、野々村太陽(専大)は8位となった。女子3000メートルで佐藤綾乃(ANA)は4分13秒99の9位。
今年最初の公式戦となった高木は表彰台まで0秒09差の4位にとどまった。スプリント力強化を目的に今季は本格的に挑んでいる種目。ぴりっとしない滑りで「500メートルの難しさはやればやるほど感じる」と悩ましげに語った。ナショナルチームの活動から心機一転、個人で臨む今季は後半に入った。試合までの調整も「またつくり上げているところ」と試行錯誤を続ける。