ペア日本勢初Vの“りくりゅう”高地開催で演技後崩れ落ちるも、三浦「龍一くんはいつも倒れ込む」木原「おい」
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(11日、コロラドスプリングズ)
ペアフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位で今季のグランプリ(GP)ファイナルを制した“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がフリー137・05点、合計208・24点で日本勢初優勝を果たした。
標高1800メートルの高地での試合。空気も薄く、演技が終わると2人で倒れ込んだ。試合後の記者会見で、三浦は「標高が高い中不安がすごく大きかったんですけど、小さなミスがたくさんあった中優勝できたことはすごくうれしく思います」と笑顔。木原も「日本人カップルとして初めて優勝できたことはものすごくうれしく思います」とうなずいた。
会見では軽快なトークも目立った。高地開催については、木原は「今日は空気が薄かったなと思いました」と苦笑い。三浦が「龍一くんはいつも倒れ込むんですけど」と明かすと、「おい」とすかさず突っ込んだ。三浦は「今日はそれが激しかったんで高度のせいかなと思いました」と続けた。
採点を待つキスアンドクライでの会話が生中継されていたことについて問われると、三浦は「放送されるんですか?え?だめだってだめだめ」と笑い、木原も「試合が終わってすぐ、体力的に厳しかったのではってキスアンドクライに行った。その後あまりちょっと何をしゃべったか記憶がない」と思案顔。三浦は「確認してからカット入れたいよね、ピー!」と笑いを誘った。