桃田賢斗は腰痛で欠場「自信も加味した」監督が明かす 3月の国際大会へ調整 S/Jリーグ3位決定戦
「バドミントン・S/Jリーグ」(12日、サイデン化学アリーナ)
男子3位決定戦が行われ、NTT東日本は日立情報通信エンジニアリングに2-0で勝利した。今大会は複2試合、単1試合の計3カードの2戦先勝方式で争われるチーム別団体戦で、2016年に日本リーグから改称。新型コロナウイルスの影響で直近2大会は中止されており、3大会ぶりに順位決定戦が行われている。
11日の準決勝に引き続き、21年東京五輪代表の桃田賢斗は腰痛の影響でオーダー外となり、ベンチからチームメートに声援を送った。試合後に取材に応じた川前直樹監督は「腰のコンディションが悪い。本人も思い切ってプレーできないことが予想された。国際大会で結果が出ないという自信も加味した」と告白。腰痛は今大会に向けて練習に追い込みをかける中で発症したという。
桃田は昨年の全日本選手権で、ジャパンオープン覇者の西本拳太(ジェイテクト)を下して優勝。復調の兆しを見せていたが、今年初戦のマレーシアオープンをインフルエンザで欠場し、インドオープンは初戦敗退となっていた。
川前監督は「本人も全日本総合優勝したから世界の舞台で活躍できることはないと感じていた」と明かしつつ、今後は3月のドイツオープン、全英オープンに向けて調整をしていく予定だという。