再春館製薬所が王座奪還 山口、“シダマツ”がV導く 池田監督「当たり前を達成できた選手を褒めたい」

 決勝のシングルスに出場した山口
 決勝の女子ダブルスに出場した志田(左)、松山組
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 「バドミントン・S/Jリーグ」(12日、サイデン化学アリーナ)

 女子決勝が行われ、再春館製薬所がヨネックスに勝利し、2大会ぶり3度目の優勝を果たした。今大会は複2試合、単1試合の計3カードの2戦先勝方式で争われるチーム別団体戦で、2016年に日本リーグから改称されている。

 A代表の貫禄を見せつけた。第1カードの女子ダブルスでは世界ランキング2位の志田千陽、松山奈未組が2-0で快勝。続くシングルスでは世界女王の山口茜がストレート勝ちを収めた。池田雄一監督は「このメンバーからすると優勝が当たり前のように思われるかもしれないですけど、その当たり前を達成できたことが、本当に選手達をほめたい」と誇らしげだった。

 今大会は新型コロナウイルスの影響で直近2大会は中止されており(21年は途中で中止)、3大会ぶりにリーグが完走。山口は「久しぶりに最後までリーグが開催されたのは、選手として最後まで試合ができるのはすごいありがたいこと。久しぶりに応援、お客さんだったり、団体戦としても盛り上がりを感じられた。楽しくプレーできた」と語り、志田も「全く同じです」と笑顔を見せた。

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