森重航 男子500メートル優勝 五輪銅の重圧乗り越え「メンタル的にどんどん成長」

 「スピードスケート・W杯第5戦」(11日、トマショフマゾウィエツキ)

 男子500メートルは北京五輪銅メダルの森重航(22)=専大=が34秒78で優勝した。今季初勝利、通算2勝目。村上右磨(高堂建設)が3位に入った。女子1500メートルは世界記録保持者で北京五輪2位の高木美帆(日体大職)が1分58秒02で3位。国際スケート連盟によると、高木は1大会を残して2季連続の種目別総合優勝が決まった。マライケ・フルーネワウト(オランダ)が制した。

 優勝ラインと見た34秒80を超える記録を確認し、森重は何度も手をたたいて喜んだ。昨年2月の北京冬季五輪銅メダルから背負った重圧を乗り越え、約1年2カ月ぶりにW杯を制し「久しぶりの優勝で気持ち良く後半戦を迎えられた」と目尻を下げた。五輪後は「どこに行ってもメダリストと言われた」と環境の変化に向き合った。注目される中で1年間を過ごし「メンタル的にどんどん成長していっている」とうなずいた。

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