スノーボードのW杯ハーフパイプで、ともに今季初めて種目別制覇を果たした男子の平野流佳と女子の小野光希が13日、成田空港に帰国し、20歳の平野流は「うれしい気持ちが一番。こんなに勝てると思っていなかったが、勝負強さを出せた」と充実感をにじませた。
18歳の小野は開幕戦で3位に入り、第2戦のW杯初優勝から3連勝。「全戦表彰台に乗れて、安定感が出てきた。内容的にも自分が納得いく滑りで優勝できて自信になった」と手応えを深めた。
19日開幕の世界選手権(ジョージア)に向け、過去2大会は予選落ちだった平野流は「まだ表彰台にも乗ったことがないので、優勝したい」と闘志を燃やした。