スケボー国際大会デビュー戦4位の14歳草木 「インスタフォロワー500人近く増えた」

 スケートボード・パークの日本選手団が14日、24年パリ五輪選考大会の初戦となる世界選手権を終えて成田空港に帰国した。

 日本選手権2連覇で14歳の草木ひなの(AXIS)は国際大会デビュー戦で4位と大健闘。「緊張している中でもフルメーク(全ての技を成功)できて、いい手応えを感じられた。自分の滑りも少しは通用するかなと思ったので、これからもっと頑張ってトップ3に入り込めるぐらい頑張りたい」と振り返った。

 準々決勝を首位、準決勝を2位通過し、初の国際舞台でも堂々とした滑りを見せた14歳。ただ自身より上位の3選手は四十住さくら(ベンヌ)など21年東京五輪メダリストが表彰台を独占し、草木は「技の完成度も高い。(四十住)さくら選手も(最終滑走の)3本目で技を決めたので、勝負強さがオリンピックに出ている人は違う」と話した。

 大会期間中は友達からたくさんのメッセージが届き「学校の子からもニュース見たよって動画が送られたりした」と笑顔。インスタグラムのフォロワーも増えたといい「海外の方からフォローが来て、フォロワーが500人近く増えてびっくりしました。すごいうれしい」と目を丸くさせた。

 パリ五輪選考に名乗りをあげた新星は「ひなのってマジでかっこいいよねって言われるような滑りをしていきたい。これから世界選手権もまだある。いいところまでいってパリオリンピックを目指していければ」と力強く語った。

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