ザギトワの“歌手デビュー” 露で賛否「テクノロジーの助けを借りて歌った」 鮮烈赤のミニワンピで熱唱パフォも
フィギュアスケート女子で、18年平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(20)が14日、モスクワで開催されたイベントで、歌手のジヴェルトとともに熱唱。“歌手デビュー”となったが、そのパフォーマンスが賛否を呼んでいる。
イベントではツインテールの髪形で、胸元を出した赤いミニのワンピースに、赤いタイツを着たザギトワが、「クレド」という曲の2番を歌唱。安定した歌声を披露し、満員のCSKAアリーナを盛り上げたという。
一方で「スポルトエクスプレス」は、「ザギトワはテクノロジーの助けを借りて歌った」とし「ほぼすべての視聴者が気付いたように、フォノグラム、いわゆるオートチューンの助けを借りて」と指摘。「sport ru」も「ザギトワはサウンドトラックに合わせて歌った。ライブモードではなかった」と生歌ではなかったことを指摘し「音声処理も目立った」とした。同メディアのアンケートでは8割近い読者が否定的な意見となっている。
ザギトワ本人は歌唱後「今日、私は誰も私に期待してなかったことをした。私は自分がどのように見えるかを知っていて、自分の新しい感情や欲望を探し求めます。好きなことに従うことを恐れないでください。間違いを恐れないでください。自分を見せることを恐れないでください」と、コメントしている。