高木姉妹が思う「あの日から1年」転倒で涙の銀 美帆「あなたの傷が少しでも」菜那「もう1年なんだね」

 高木美帆
 号泣する高木菜那(右)をなぐさめる高木美帆。左は佐藤綾乃=2022年2月
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 スピードスケート女子の高木美帆(28)=日体大職=が16日、インスタグラムのストーリーズを更新。「#あの日から1年」として、連覇を狙って臨んだ22年北京五輪の女子団体追い抜きで銀メダルに終わり、泣き笑いする表彰台の写真を投稿した。

 レースは2022年2月15日、女子団体追い抜き決勝。わずかにリードを奪ったまま進む日本は、残り100メートルを切ったところで最後尾の菜那さんが転倒。銀メダルに終わり、レース直後から泣き崩れる菜那さんを、妹・美帆は抱きしめて励ました。

 美帆はこの日「あなたの傷が少しでも癒されていますように。この日を思い出しても笑える日が来ますように。とか、珍しいことを言ってみる(本音だよ)」と記載。

 これに、昨年4月に引退を表明した菜那さんも、美帆の投稿を引用する形で反応。「もうあれから1年なんだね」「1年経ってもあの日のことは鮮明に覚えているし思い出すとまだまだ辛いけど」「このメンバーだったから今もちゃんと心から笑えているのだと思う みんなに本当に支えてもらったなあ」などと感謝をつづった。

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