鈴木亜由子は米国で調整中、前田穂南はMGC出場権獲得目指す 名古屋ウィメンズ招待選手発表

 名古屋ウィメンズマラソン(3月12日、バンテリンドームナゴヤ発着)の招待選手が16日に発表され、ともに東京五輪代表の鈴木亜由子(31)=日本郵政グループ、前田穂南(26)=天満屋=らが名を連ねた。海外からは、前回覇者で世界歴代2位の2時間14分18秒の自己記録を持つルース・チェプンゲティッチ(ケニア)、東京五輪銅メダルのモリー・セイデル(米国)ら実力者が参加する。

 鈴木は、地元愛知で自身5度目のマラソン。初めて冬の42・195キロに挑戦する。21年の名古屋ウィメンズに出場予定だったが、左脚を痛めて欠場した。現在は地元でのレースに備え、米国で調整を進めている。

 昨年9月のベルリンマラソンで自己記録となる2時間22分2秒をマーク。パリ五輪のマラソン代表選考会の「グランドチャンピオンシップ」(MGC、東京・10月15日)出場権を獲得した。この日会見した日本陸連の瀬古利彦ロードランニングコミッションリーダー(66)は「しっかり練習できたら、2時間20分を切っても不思議じゃないくらいの力がある」と評価する。

 一方、まだMGC出場権を得ていない前田は、今大会で巻き返しを目指す。昨年8月の北海道マラソンを新型コロナウイルス感染のため、1月の大阪国際女子を左足くるぶし付近の痛みのため欠場。今大会が東京五輪以来約1年7カ月ぶりのフルマラソンとなる。今大会は東京五輪代表2人の今後を占うレースとなりそうだ。

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