「競泳・コナミオープン」（１８日、東京辰巳国際水泳場）

　女子１００メートルバタフライ予選が行われた。２１年東京五輪代表の池江璃花子（２２）＝ルネサンス＝は５９秒３６の全体４位で通過。「予選は周りの様子を見ながら。５９秒台前半で泳げたのはよかった。決勝はメダルうんぬんより、感謝の気持ちと５８秒台を出せたらいいかな」と力を込めた。

　昨季はアジア大会の派遣標準記録を突破したものの、新型コロナウイルスの影響で同大会が延期となり派遣はされなかった。迎えた今季。選考会となる日本選手権（４月４～９日、東京アクアティクスセンター）で結果を残せば、東京五輪以来２年ぶりの代表復帰となる。また７月には福岡で世界選手権が行われ、代表入りを果たせば２０１７年ブダペスト大会以来、６年ぶりに世界選手権への出場が決まる。

　◆世界選手権への道　７月に福岡で開催される。日本選手権（４月４～９日、東京アクアティクスセンター）で日本水泳連盟が設定した各種目の派遣標準記録を突破し、２位以内に入れば代表に内定する。この日出場した１００メートルバタフライの派遣記録は５７秒９２。