ラグビーリーグワン・神戸が劇的勝利で4勝目 一時14点差も逆転、李承信が決勝PG

 試合終了間際、PGを決める神戸・李承信(右)
 試合終了間際、勝利を確信して喜ぶ神戸フィフティーン
 前半、トライを決める神戸・リトル(手前右)
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 「ラグビー・リーグワン、神戸32-29静岡」(19日、神戸ユニバー記念競技場)

 神戸が劇的逆転勝利で4勝目を手にした。静岡に32-29で今季2度目の2連勝。これでレギュラーシーズンの折り返しとなる8試合を終え4勝4敗とした。

 前半4分に先制トライを許しながら、その4分後にはSH日和佐篤が同点トライ。同15分にはSO李承信のPGで逆転した。

 この試合では、左ふくらはぎの故障で離脱していたCTBマイケル・リトル(29)が1月14日の東京SG戦以来4試合ぶり先発。8-8と追いつかれていた同25分には華麗なステップで相手をかわし、一時勝ち越しのトライ(G成功)をいきなり決めた。

 だが、流れが変わったのは同32分。リトルが反則でイエローカードを受けて一時退場。その間にチームは15-22と逆転されてしまった。

 後半も同13分にラインアウトの流れからトライを奪われ15-29と点差を広げられた。だが、ホームで負けるわけにいかない神戸は同18分にリトルが2トライ目(G成功)を決めて22-29と追い上げ、同35分には南アフリカ代表のナンバー8マルセル・クッツェーがトライ。李のコンバージョンキックで29-29と追いついた。そして最後は同40分に李がPGを決めて勝利を収めた。

 今季も開幕戦に敗れ、1月には3連敗も喫した。それでも、前半戦をなんとか4勝4敗とした。

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