「人権上の懸念扱われず」 IOCが声明に反論

 【ジュネーブ共同】ウクライナに侵攻したロシアと支援するベラルーシ両国選手の国際スポーツ大会復帰を巡り、英国や日本が国際オリンピック委員会(IOC)に対し、参加条件となる「中立」の定義の明確化を求めたことを受けて21日、IOCは「建設的な質問に感謝するが、人権上の懸念が声明では扱われていない」と従来の主張で反論した。

 中立の具体的な中身については「利害関係者との詳細な協議が続けられている」とするにとどめた。

 一方、スポーツ庁は同日に「厳格な中立性が確保されなければ(復帰は)認められないという強いメッセージだ」との見解を示した。

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