水球の不服審査会で申し立て棄却 21年の日本選手権女子決勝
水球で試合後に秀明大クの決勝点が無効となった2021年の日本選手権女子決勝に関し、日本水連は不服審査会を開いて秀明大クの申し立てを棄却したと21日発表した。不服申し立てに応じてこなかった水連に対し、日本スポーツ仲裁機構が1月に「審理を行うことを期待する」と要請していた。
試合では終了の合図と同時に秀明大クが得点して13-12となったが、表彰式後に計時機器の不備を訴えた対戦相手の抗議を水連の控訴陪審が認め、決勝点を取り消し両チーム優勝となった。
水連は規定で「控訴陪審の決定は最終のものとなる」と定めており、不服申し立てができないと主張。審理を求めた仲裁機構の判断を批判した。