ラグビー日本代表 今夏国内で5試合決定 9月開幕のW杯へジョセフHC「準備において大きな部分を占める」
日本ラグビー協会は24日、9月に開幕するW杯フランス大会に臨む日本代表の今夏のスケジュールを発表した。フィジー、サモア、トンガと戦うパシフィックネーションズシリーズ開催も含めた国内5試合が予定された。
以下発表された予定。
◆7月8日(東京・秩父宮ラグビー場)
JAPANXV(ジャパン・フィフティーン)-All BlacksXV(オールブラックス・フィフティーン)
◆7月15日(熊本・えがお健康スタジアム)
日本代表-All BlacksXV(オールブラックス・フィフティーン)※非キャップ対象試合
◆7月22日(札幌ドーム)
パシフィックネーションズシリーズ 日本代表-サモア代表(過去の対戦成績は5勝11敗)
◆7月29日(大阪・花園ラグビー場)
パシフィックネーションズシリーズ 日本代表-トンガ代表(過去の対戦成績は9勝9敗)
◆8月5日(会場未定)
パシフィックネーションズシリーズ 日本代表-フィジー代表(過去の対戦成績は4勝14敗)
ジャパン・フィフティーンは日本代表候補メンバーから編成され、日本代表の強化を目的としたセカンドシニアチームとなる。19年にW杯日本大会前にもパシフィックネーションズカップでフィジーを破るなど全勝優勝で本大会へ弾みをつけた。
すでにW杯開幕直前の8月26日には欧州でイタリア代表戦が決定している。
ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは日本協会を通じ「いつも日本代表を応援いただき、誠にありがとうございます。ホームでの5試合開催決定は、チーム、そして日本のファンの皆さまにとっても、非常にエキサイティングなこととなります。この5試合は、ワールドカップに向けた準備において大きな部分を占めるものとなり、異なるチャレンジングな4チームとの対戦は、イタリア代表との対戦とともに、RWC2023で我々が直面することになる激しさに近い高いレベルでの競争をもたらしてくれるでしょう。
All BlacksXV(オールブラックス・フィフティーン)は、オールブラックス(ニュージーランド代表)への選出を貪欲に狙う選手達で構成されたチームで大きな挑戦となりますし、サモア代表、トンガ代表、フィジー代表は、太平洋諸島のラグビーらしい優れた肉体と情熱で戦ってくるでしょう。ワールドカップを前にして、どのチームの選手も強い印象を与えようとしますので、どの試合も速くフィジカルで、とても面白い試合となることは間違いありません」とコメントした。