吉田夕梨花 藤沢五月との“ロコ”対決惜敗も「決勝戦のようないいゲーム」ちび部部員・村上茉愛さんの結婚に「ハッピー」

 「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(25日、稚内市みどりスポーツパーク)

 1次リーグが行われ、21年大会覇者の“チームゆりた”こと吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)、松村雄太(TM軽井沢)組がC組で18年、19年大会優勝の“フジヤマペア”こと藤沢五月(ロコ・ソラーレ)、山口剛史(SC軽井沢ク)組に6-9で惜敗し、通算5勝1敗となった。

 “ロコ対決”で競り負けた。常に競り合った展開が続き、第6エンド終了時点で4-4と同点。第7エンドで2点を許したが、第8エンドで2点を奪い返して延長戦に突入。ただ、その延長で藤沢にラストショットを決められて敗北が決まった。

 この大接戦に、「本当に決勝戦のようないいゲームができた」と吉田夕。「(藤沢は)いつも同じチームで一緒にやっている。雰囲気や空気感もロコなのですごくやりやすい」とうなずいた。さらに、「最後は相手のラストロックも上手でしたし、それまでの組み立て方だったりはさすが」とたたえた。

 大会中に幸せな発表もあった。身長152センチの吉田夕は、ロコ・ソラーレのメンバーで身長145センチの鈴木夕湖らとともに「ちび部」として活動しているが、その部員である元体操女子日本代表の村上茉愛さんが、23日夜に体操男子ナショナルトレーナーなどを務める森田敦士さんとの結婚を発表。これには吉田夕も「本当におめでたいニュースが飛び込んできた」と笑顔だった。

 24日に連絡を取り合ったが、村上は現在日本にいないことが判明。「帰ってきたら盛大にお祝いさせてと伝えました。ちび部がみんな幸せになってほしいなと思いますし、こういうタイトなスケジュールやきつくなりそうな時に、友達のうれしいニュースが聞けて昨日は1日ハッピーで過ごせました」と吉報も力にして戦っていた。

 “チームゆりた”と“フジヤマペア”は25日18時30分からの準々決勝進出を決めている。吉田夕は「ロコの誰かが決勝に残ればすごくいいなと思う。見ている人が楽しい試合が増えればいいなと思います」と意気込んだ。

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