バスケ男子・富樫 W杯予選・最終戦「いい形で勝って終わりたい」若手の活躍は「モチベーションに」
バスケットボール男子日本代表は25日、W杯アジア2次予選の最終戦となるバーレーン戦(高崎アリーナ)に向けた前日練習を試合会場で行った。8月開幕のW杯本戦までちょうど半年前。21年東京五輪代表の富樫勇樹(29)=千葉=は「(予選)最終戦でいい形で勝って終わりたい。若手の選手も呼ばれて、いろんな選手がアピールしている。お互いが刺激し合えて、いいモチベーションにつながっている。けがなく頑張りたい」と意気込んだ。
この日は3点シュートを中心にコートの感覚を確認。チームメートと談笑するなどリラックスした表情を見せた。23日は強豪イランに35点差をつけて大勝。「みんな迷いなくプレーができるようになった。最初の中国戦2試合は迷いながらプレーして内容的にも最悪だった。そこからチームは成長している。試合を重ねるごとにトム(・ホーバス監督)さんの言っているバスケットには近づいてきている」と手応えを語った。
今回は21歳の河村勇輝(横浜BC)や、イラン戦で20得点を挙げた19歳の金近廉(東海大)ら若手選手が多く招集されている。富樫は「リーダーシップじゃないですけど、代表で長くやってきている分、少しでも先頭に立ってやれれば」と語った。
W杯本大会は日本(沖縄)、フィリピン、インドネシアで8月25日に開幕する。日本は開催国枠として出場権をすでに獲得している。