ブレイクダンス世界女王・湯浅亜実 中国選手に敗れ2位も「すごくいい時間」

 「ブレイクダンス ゴールド・ワールド・シリーズ」(25日、西日本総合展示場)

 2024年パリ五輪で初採用される競技の国際大会で、女子は昨年の世界選手権覇者の湯浅亜実(24)=ダンサー名・AMI=が決勝で中国選手に敗れ、準優勝だった。前週の全日本選手権を制した福島あゆみ(AYUMI)は準々決勝で敗退した。男子は世界選手権2位で、全日本優勝の半井重幸(20)=SHIGEKIX=が3位。ゴールド・ワールド・シリーズは五輪切符を争う「予選シリーズ」出場に向けたランキングポイントが獲得できる。

 湯浅は金メダルを獲得した昨年10月の世界選手権と同じ顔合わせでの決勝に敗れた。もっとも、「言葉にするのは難しいけど、すごくいい時間になった」と総括。パリ五輪での活躍が期待されるエースは「自分が出る全部のステージで、自分らしく踊りを表現していければ」と、地に足をつけて大舞台の準備を進める。

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