バスケ男子・日本バーレーンに快勝 8月開幕W杯本戦へ富樫「『いい経験』の言葉だけでは終われない」

 バーレーン戦に勝利し、観客に手を振る河村(右端)ら日本の選手たち
 パスを受けるホーキンソン
 シュートを決める富樫
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 「バスケットボール男子・W杯アジア2次予選、日本95-72バーレーン」(26日、高崎アリーナ)

 W杯アジア2次予選最終戦が行われ、日本はバーレーンに95-72で勝利した。8月のカザフスタン戦から5連勝。21年11月から始まった同大会の最終成績は7勝5敗となった。トム・ホーバス監督は「W杯への道が見える。速いパスからディフェンスからリバウンドも頑張っている。W杯までにもっともっときれいなタフなバスケットをやりたい」と力を込めた。

 米国出身で帰化して代表入りしたホーキンソン・ジョシュ(信州)が、23日のイラン戦に続いて躍動した。33分45秒出場し、体を張ったプレーでチームをけん引。両軍最多となる22得点10リバウンドを挙げ、2戦連続のダブルダブルを達成した。

 第4Qでは同じPGのポジションの富樫勇樹(千葉)と河村勇輝(横浜BC)が同時にコートに立つ場面も。ダブルガードに会場からはどよめきの声が上がった。富樫は「試合で一緒にプレーすることはないので思わず笑っちゃいました」。それでも機動力を生かして早い展開に持ち込むと、河村は積極的なドライブや3点シュートで連続得点。「ハンドラーがいると、また違ったオフェンスにフォーカスできる」と振り返った。

 W杯本大会は日本(沖縄)、フィリピン、インドネシアで8月25日に開幕する。日本は開催国枠として出場権をすでに獲得している。富樫は「半年までに迫っている。前回はけがで欠場した。チームとしても全敗で結果を残せなかった。今回は『いい経験』の言葉だけでは終われないと思う。しっかり結果を残すことそれだけに集中して半年間準備したい」力強く語った。

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