「卓球・Ｔリーグ、日本生命３－１日本ペイント」（２６日、守口市民体育館）

　女子で４位の日本生命は、今季最終戦で３位の日本ペイントとプレーオフ（３位以内）進出を懸けて直接対決し、全日本選手権３冠の早田ひなが単複２勝、東京五輪代表の伊藤美誠（スターツ）が勝利を決定づける白星を挙げて３－１で勝利した。勝ち点３９で並んだが、獲得マッチ数の差で３位以内が確定。崖っぷちから逆転でプレーオフ進出を決め、５連覇に望みをつないだ。

　日本生命のＷエースがフル回転し、逆転でプレーオフを決めた。前日ライバルが負けたことで５連覇へのチャンスが復活したものの、伊藤は「（進出決定が）本当かな？という感じだったけど、本当なんだと実感が湧いてきた」と驚きながら歓喜。Ｔリーグ初参戦の今季、悔しい負けも経験しただけに「何回も泣いたが、すごくうれしい」と笑顔で締めくくり、「プレーオフは思い切ってやるだけ」と闘志を燃やした。