高梨沙羅「治すことに注力」「全力で応援したい」脛骨骨挫傷 世界選手権LH欠場で心境つづる
スキージャンプ女子の高梨沙羅(26)=クラレ=が28日、インスタグラムを更新。「左膝の感覚が戻るまでは、治すことに注力し、テレビの前で全力でチームの応援したいと思います」などと、思いをつづった。全日本スキー連盟はこの日、高梨が脛骨骨挫傷と診断され、現在開催中の世界選手権(プラニツァ)の女子個人ラージヒル(3月1日)を欠場することを発表していた。
高梨は黒の背景に白の文字で、英語で思いをつづった画像を投稿。キャプションで日本語も添え「チームの皆様、そしていつも応援して下さっている皆様 今回の世界選手権につきまして お騒がせ、ご迷惑をお掛けし大変申し訳ありませんでした」と謝罪。「世界選手権前から痛みの出ていた左膝が悪化し、トレーニングラウンドでの転倒。病院の検査にて脛骨骨挫傷と診断されました」と状況を説明した。
続けて「本来はご迷惑をお掛けする前にやめるべきところ、第二のホームとも言える程の期間を過ごしているプラニツァでの世界選手権には特別な感情があり、最後まで諦めきれませんでした」と吐露。「ノーマル個人戦に出場するにあたり出来る限りのケアを施して、飛ばせて下さったトレーナーさんやサポートして下さったチームの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」ともつづった。
今後については「左膝の感覚が戻るまでは、治すことに注力し、テレビの前で全力でチームの応援したいと思います。このようなご報告になってしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」とした。
高梨は24日の公式練習で転倒して負傷。女子団体、混合団体はメンバーから外れていた。病院での検査の結果、脛骨骨挫傷と診断され、現在も膝の痛み、腫れ、内出血の症状があるという。今後のW杯出場については回復状況をみて判断する。