ロシア復帰「今は適切ではない」 ドイツ五輪委CEO

 【ジュネーブ共同】ドイツ・オリンピック委員会のブルメスター最高経営責任者(CEO)は1日までに同委員会のホームページで、ウクライナ侵攻でスポーツの国際大会から除外されたロシアとベラルーシ選手の復帰について「今は適切な時期ではない」と反対した。この数週間の戦争の激化を理由に挙げた。

 国際オリンピック委員会(IOC)は両国勢について「中立」の立場などの条件付きで大会復帰を検討している。同CEOは参加条件として「真の中立性が保証されること」を挙げた。

 個人資格の「ロシア・オリンピック委員会」選手としての出場は、パリ五輪では「許されない」とし、より厳しい出場条件が必要と指摘した。

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