島田麻央 SP自己ベスト71・78点で首位発進「緊張したけど楽しめた」史上最年少Vへ弾み 世界ジュニア
「フィギュアスケート・世界ジュニア選手権」(1日、カルガリー)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、今季のジュニアグランプリ(GP)ファイナル女王で22年全日本選手権3位の島田麻央(14)=木下アカデミー=が自己ベストの71・78点をマーク。首位発進を決めた。
島田は3回転ルッツ-3回転トーループなど全てのジャンプを着氷。「ライオンキング」を優雅に舞い、演技後は笑顔を見せた。
「(直前まで)調子が上がらなくて頑張った。練習通りの演技ができて良かった。久しぶりにシーズンベストという言葉が聞けてすごくうれしいです」と充実の表情。初の大舞台は「緊張したんですけど楽しめた。声援や拍手をたくさんもらえてすごくいい雰囲気」だったという。
フリーは3日に行われる。14歳4カ月での優勝となれば、浅田真央さんの14歳5カ月を超える日本女子最年少優勝となる。「初めてなのでプレッシャーというよりは憧れていた舞台。楽しみたいです」と目を輝かせた。