三浦佳生 ショートプログラム首位発進 初優勝狙い「オーラが出るような感じにしたい」
「フィギュアスケート・世界ジュニア選手権」(2日、カルガリー)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、今季の四大陸選手権を制し、初優勝を狙う三浦佳生(17)=オリエンタルバイオ・目黒日大高=が85・11点で首位発進した。吉岡希(法大)は自己ベストの76・44点で7位。ペアフリーはSP6位の村上遥奈、森口澄士組(木下アカデミー)が合計154・71点で4位に入った。男子フリーは4日(日本時間5日)に行われる。
三浦は最後の3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプでバランスを崩したが、何とかこらえて首位スタートにつなげた。演技後は「首位に立てるとは思っていなかった」と照れ笑いがのぞいた。今季シニアに本格参戦し、2月の四大陸選手権で初優勝したばかり。15年大会の宇野昌磨(トヨタ自動車)以来、8年ぶりの日本勢Vが懸かるフリーへ向けて「オーラが出るような感じにしたい。頑張ります」と意気込んだ。