山口尚秀が100平で世界新 パラ競泳チャレンジレース

 パラ競泳の世界選手権(7月31日開幕・英国)代表選考会を兼ねた春季チャレンジレース第1日は4日、静岡県富士水泳場で行われ、男子100m平泳ぎ(知的障害)で東京パラリンピック金メダルの山口尚秀が1分2秒75をマークし、昨年11月に出した自らの世界記録を0秒99更新した。派遣基準記録を突破し、代表に決まった。

 女子100m平泳ぎでは健常の日本学生選手権でも活躍し、パラ競泳の公式大会初出場の石原愛依が視覚障害SB13を日本新記録となる1分10秒09で制した。男子100mバタフライ(視覚障害S11)では東京パラ覇者の木村敬一が優勝し、2位の富田宇宙とともに派遣基準記録を上回った。

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