神戸 大敗でプレーオフ進出崖っぷち 同じ勝敗で並んでいたBL東京に51失点
「ラグビー・リーグワン、BL東京51-12神戸」(4日、秩父宮ラグビー場)
神戸が崖っぷちに立たされた。4勝5敗と同じ勝敗で並んでいたBL東京に51失点の大敗。プレーオフ進出圏内の横浜との勝ち点差は14に開いた。ニコラス・ホルテン・ヘッドコーチ(HC)は「もちろん諦めることはしないが、プレーオフに行く可能性は非常に難しくなった」と現実を認めた。
前半は好機をつくりながらミスがあり、奪った得点はWTB井関の1トライのみ。後半に入るとじわじわと押され、最後は守備が崩壊した。FB山中は「自分たちから崩れていっている。変えていかないと。ディフェンスが良くない」と課題を挙げた。
前節に負傷交代した日本代表SO李承信が欠場。ホルテンHCは「どの試合に戻ってくるという状態ではない。眼窩(がんか)底の部分にケガがある」と説明した。キーマン復帰を待ちながら迎える終盤戦。大逆転進出へ、指揮官は「順位表を気にするのではなく、どれだけ修正して次に向けるか」と前を向いた。