リーグワン・近鉄母体の名門花園が泥沼の開幕10連敗 後半一時逆転も直後に連続トライ献上

 相模原に敗れて10連敗を喫した花園(右側)
 9連敗からの脱出を目指して攻撃する花園(右側)
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 「ラグビー・リーグワン、花園29-38相模原」(5日、花園ラグビー場)

 日本選手権で過去3度優勝の近鉄を母体とする名門花園が、開幕から10連敗を喫した。1部に昇格初年度同士の対決で、前半にいきなり2トライ(ともにゴール成功)を許して0-14とされた。

 しかし、同26分にNo.8ワイマナ・カパがトライを決めて反撃開始。同34分には、日本代表のWTBシオサイア・フィフィタが、キックパスを好捕して相手のタックル2人を振りきり、左中間に今季自身初トライ。キック成功で12-14とした。

 前半終了間際にトライを許して、12-21で折り返したが、後半7分には、WTBジョシュア・ノーラが4人のタックルをかわしてトライ。ゴール成功で再び2点差とすると、後半18分には、SOジャクソン・ガーデンバショップがPGを決めて22-21と逆転した。

 しかし、直後の同22分から連続トライを献上し、再び劣勢に。同33分のSHウィル・ゲニアのトライと1ゴール成功で6点差まで詰めたが、終盤にPGを決められた。

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