ラグビー日本代表 ジョセフHC「わくわくした気持ち」9月のW杯へ6月9日から本格始動
9月に開幕のラグビーW杯フランス大会に出場する日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)と日本協会の土田雅人会長、藤井雄一郎ナショナルチームディレクターが6日、都内で会見を行った。
今夏には国内でテストマッチを含めた5試合が決まっている。代表合宿は6月9日から本格始動の予定で45人程度を招集するという。ジョセフHCは「選手たちを集めて6月からスタートできることにわくわくした気持ちでいっぱい」と語った。
試合は「リポビタンDチャレンジカップ2023」としてジャパン・フィフティーン-オールブラックス・フィフティーン(7月8日、東京・秩父宮ラグビー場)から始まり、日本代表-オールブラックス・フィフティーン(7月15日、熊本・えがお健康スタジアム)、パシフィックネーションズシリーズ・日本代表-サモア代表(7月22日、札幌ドーム)、日本代表-トンガ代表(7月29日、大阪・花園ラグビー場)、日本代表-フィジー代表(8月5日、会場未定)を戦う。
すでにW杯開幕直前の8月26日には欧州で世界ランキング13位のイタリア代表戦が決定している。本大会までにティア1との対戦はないことになるが、指揮官は「イタリアはW杯前に戦う相手としては本当に完璧な相手。自分たちの現状を知るということとしては、最後にイタリアと戦うことはW杯に向けて良い試合になる」と見据えた。
メンバー選考については「みんなにチャンスがある」と競争を促した。ジョセフHCはリーグワンを視察しながら、すでに選手らと定期的にミーティングも実施している。「W杯でピークを迎えられるようにしたい」と2019年日本大会での8強を超えるチームを作り上げていく。