柔道の大野、第一線を退く意向 五輪2連覇、英国留学へ

 記者会見で、競技の第一線を退く意向を明らかにした柔道男子の大野将平=7日午後、東京都千代田区
 2021年7月、東京五輪柔道男子73キロ級で2大会連続の金メダルを獲得した大野将平=日本武道館
2枚

 柔道男子73キロ級で五輪2連覇中の大野将平(31)=旭化成=が7日、東京都内で記者会見を開き、競技の第一線を退く意向を明らかにした。「試合は命を懸けたもの。軽はずみに笑顔で出るということは現状、考えられない」と述べた。年内に日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ指導者海外研修事業で英国へ留学予定。期間は2年。来年のパリ五輪での3連覇は消滅した。

 去就について「柔道家に引退はない。一生修行。引退など小さな枠組みで捉えてほしくない」と独自の考えを強調。欧州での2年間を念頭に置き「柔道の楽しさ、違った考え方が見えてきたら、もう一度試合に出るかもしれない」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス