東京五輪代表・鈴木亜由子が自己ベスト2時間21分52秒で日本人トップの2位「自信になった」 前田穂南が3位
「名古屋ウィメンズマラソン」(12日、バンテリンドームナゴヤ発着)
パリ五輪のマラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ」(MGC=東京、10月15日)の出場権をかけて行われ、東京五輪代表の鈴木亜由子(31)=日本郵政グループ=が自己ベストとなる2時間21分52秒で、日本人トップの2位に入った。
レースは昨年の覇者で2時間14分18秒の自己ベストを持つルース・チェプンゲティッチ(28)=ケニア=がスタートからペースメーカーの設定を上回って飛び出し、いきなりの独走態勢。そのまま押し切って2連覇を達成した。鈴木は2番手集団から30キロ過ぎに抜けだして、日本人トップ争いを制した。
レース後は「今回の目標が自己ベスト更新だったので、後半あげていくことができて自信になった。苦しいところで声援が背中を押してくれました。前半ちょっと動きがはまらなくて、きついところもありましたが、ペースメーカー外れて自分のペースでいって動きも良くなった。終盤は本当に足も呼吸も苦しかったんですけど、沿道のみなさんが21分台いけるぞという声援くださって、自己ベスト更新を目指して出し切りました」と、笑顔で語った。
同じく東京五輪代表の前田穂南(26)=天満屋=が日本人2位の2時間22分32秒の自己ベストで3位に入った。