バレー藤井直伸さん死去 所属東レは追悼勝利でユニ掲げる 全力笑顔も涙隠せない選手の姿 ファン悲しみに包まれる

東京五輪バレーボール男子準々決勝のブラジル戦で得点を喜ぶ藤井直伸さん(右)=2021年8月
東レアローズ男子の公式ツイッター(@TORAY_ArrowsMEN)から
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 バレーボール男子東京五輪代表の藤井直伸さんが3月10日に死去したことが12日、分かった。所属の東レが発表した。31歳だった。藤井さんは2022年2月に自身のインスタグラムで胃がんのステージ4と医師から宣告されたことを公表。闘病中だった。

 東レはこの日、Vリーグのレギュラーラウンドで、堺ブレイザーズに3-0で快勝。くしくも藤井さんの背番号と同じ、21勝目だった。

 ツイッターでは試合直後、選手が集まり藤井さんの背番号21のユニホームを掲げる写真を投稿していた。この投稿から約2時間後に、訃報を発表した。

 ファンからは「皆さんのいつにも増した全力の笑顔が今は泣けてきます」、「ショックを隠せないです」、「記念すべき21勝目だったのに…」、「李さん、泣いてる」などのコメントが寄せられている。

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