ラグビーリーグワンBL東京 数的不利はね返し勝ち点5 リーチ「この状況でも勝つという勢いがあった」
「ラグビー・リーグワン、東葛20-49BL東京」(12日、柏の葉公園総合競技場)
BL東京が数的不利をはね返し、2連勝を決めて今季6勝目(5敗)とした。
0-0の前半9分にプロップのタウファ・ラトゥがハイタックルによってレッドカードで退場。同34分にはSHジャック・ストラトンが繰り返しの反則でイエローカードと一時は13人でのプレーを強いられたが、前半を18-13のリードで折り返した。
13人だった後半開始2分にトライを決められ、流れを奪われたかに思えたものの、18-20の同10分から4連続トライの猛攻で勝ちきった。同36分に今季4トライ目を決めた日本代表ナンバー8リーチ・マイケルは「意思統一、何をやらないといけないのか、やっちゃいけないことを明確にして80分間通してやりました」と振り返った。
3トライ差以上の勝利となり、ボーナスポイントも含め勝ち点5を得た。ハーフタイムには「ロッカールームに帰った瞬間にみんながすごい元気になった。この状況でも勝つという勢いがあった」と守りに入らずチーム全員が攻め倒す意志を共有した。
上位4チームによるプレーオフ進出へ現在5位のBL東京は4位東京SGに同6差と迫った。主将のSH小川高廣は「タフな状況で一つになって戦う事ができた。順位も崖っぷちだと思うので、また一つになっていい準備をして次の試合に向かいたい」と逆転でのトップ4入りを目指す。