藤井直伸さん死去 妻・美弥さんの親友、栗原恵さんは生番組で涙「つらいんですけど…全力で支えたい」
バレーボール男子東京五輪代表の藤井直伸さんが3月10日に死去したことが12日、分かった。所属の東レが発表した。31歳だった。藤井さんは2022年2月に自身のインスタグラムで胃がんのステージ4と医師から宣告されたことを公表。闘病中だった。
東京五輪からわずか1年半での早すぎる別れ。代表でともに戦った選手や、所属の東レでチームメート、日本のバレー界全体が悲しみに包まれた。
バレーボール女子元日本代表の栗原恵さんはテレビ東京系「みんなのスポーツ」に生出演し、「すみません。ちょっと、映像見ちゃうと、つらいんですけど…本当に素敵な方だったので…」と涙をこらえきれず、口元を手で覆った。
妻は女子元日本代表の佐藤美弥さん。2021年9月26日に結婚したばかりだった。栗原さんは「奥さんである佐藤美弥は親友でもありますので、これからも全力で支えたいと思います。謹んでお悔やみ申し上げます」と声を震わせた。