元大関の十両朝乃山 662日ぶりの幕内土俵 白星に安ど「勝ててよかった」

 「大相撲春場所・初日」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 元大関の十両朝乃山(29)=高砂=が、中入り後最初の一番で水戸龍(錦戸)を右四つから力強く寄り切って完勝。21年夏場所11日目の隆の勝戦以来662日ぶりとなる幕内土俵を白星で飾った。

 土俵入りでは、母校・近大から贈られた化粧まわしを着用。「第二の故郷」という大阪で力強い雄姿を披露し「緊張しましたけど、たくさんの(応援)タオルや声援が力になりました。勝ててよかった」と喜んだ。

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